サル知恵読書倶楽部

サル知恵読書好きによる知ることを楽しむ読書ブログ

私たちはシャーロック・ホームズと同じ思考回路を獲得できるのか?

「初歩的なことだよ、ワトスン君」 シャーロック.ホームズはそう言って、友人が見落としていたいくつもの事実とそれらが紡ぎだす事件の真相を語ってくれます。ホームズの物語を読むとき、読者はホームズの卓越した観察眼や分析力や推理力を、彼独自の才能に…

三国志が終わるころ その2.3~司馬氏三代 完全なる国の盗み方~

西暦252年 呉の大将軍 諸葛恪(しょかつかく)は魏呉の歴戦の戦場である合肥の近く、東興に大きな堤を建造し、さらに堤の両端に城を築きました。揚州(ようしゅう)と対呉戦線を担当している鎮東将軍の諸葛誕(しょかつたん)はこの新しい二つの城が魏の脅威と…

三国志が終わるころ その2,2~司馬氏三代 完全なる国の盗み方~

西暦249年1月6日 曹魏王朝の三代皇帝曹芳(そうほう)は、先帝曹叡(そうえい)の眠る高平陵に参拝するため首都洛陽(らくよう)を出発。 曹芳の補佐役である大将軍曹爽(そうそう)と彼の弟たちも付き従っていました。この時、王朝を揺るがす大事件が勃発し…

三国志が終わるころ その2~司馬氏三代 完全なる国の盗み方~

三国志終盤の主役は司馬懿(しばい)と彼の2人の息子たち司馬師(しばし)・司馬昭(しばしょう)である、と言って過言ではないでしょう。司馬親子は魏王朝内で権勢を強め、自分たちを強大に成長させた主人である曹氏を無力化し、遂には王権を奪って晋という…

三国志が終わるころ

「死せる孔明 生ける仲達を走らす」この故事をご存じでしょうか? 現代から約1800年も昔の中国の戦国時代、有名な三国志の時代の出来事です。 三国志でおそらく人気No.1キャラ諸葛亮(孔明)の生涯最後の合戦、五丈原の戦いの幕切れを表したのが上の故事です。 …

愚者の読書ライフ ~好奇心で広がる無限の楽しみ

はじめまして 読書が趣味の活字中毒悪人ヅラ 金城 四六(きんじょう 四六)です。☺️ このブログは私が読書によって得た知識や感想などをお伝えしようと考えています。 本の紹介にならない時もあるかもしれませんが、御一読いただければとても嬉しいです。 私…